2011年05月02日

工場見学情報バラエティー番組について思うこと

ずいぶんと間隔が空いてしまったのですが、やっぱり続けた方がいいということでブログを再開することにしました。

で、記念すべき再開第1回目ちょっと重めの話題です。

最近、リアルスコープやシルシルミシルといった、工場見学がベースになっているテレビの情報バラエティー番組が人気のようです。


身近な商品が消費者が知るよしもないシステムや機械、もしくは匠の技で作られていく様子は「情報」の枠をはみ出て一種の「エンターテイメント」と言えるかもしれないぐらい、おもしろいもの興味深いものがたくさんあります。



弊社の「まいあめ工房」へも個人の方から、有名企業や出版社、IT関連、芸能マスコミ関連など、様々なお客様が発注と同時に工場見学を希望され、制作過程を堪能するといったことが顕著に増えてきました。



作られていく過程を知っていただくことで、商品をより身近に感じていただいたり、愛着を持っていただくことに関しては非常にありがたいことで嬉しい限りなのですが、前述の人気番組などに取り上げられるということは非常に大きなリスクを伴い、また業界に思いも寄らないインパクトを与えることがあり、笑えない事例があるということをちょっと書いておきたいと思います。



両番組でも人気なのは「駄菓子シリーズ」だと思いますが、幅広い年齢層に共通の体験としてすり込まれているからなのでしょう。よく知っている駄菓子が紹介されています。



ところがですね、チロルチョコやフィリックスガムなど駄菓子でもメジャー級はそのメーカー固有の商品であるのに対し、中には本当に小さな、メーカーと言えないほどの複数のメーカーが同じ駄菓子をほとんど同様のパッケージで微妙に違うネーミングを施し販売しているものもあり、そのようなメーカーの商品製造工程が放送されると、当然一般の消費者は複数のメーカーが存在しているとは思いませんし、またテレビ局もそのような注釈や編集はあえてしませんので、取材されたその1社の製造工程によってのみ供給されているという「刷り込み」が行われてしまいます。



実際は同様商品でも企業によっては当然工程や管理方法が違うにもかかわらず・・・です。



4月23日のリアルスコープで工程が放送された「さくらんぼ餅」はまさにそのような例でした。



放送された工程は特に、パッケージへの詰め作業がメーカーのご家族がワンパッケージずつ手作業で行われている情景が流れたりしました。このパッケージング作業のありかたや、また二人の作業で受注に対応できるわけはないので「内職に出している」などという発言から、食品衛生上問題があるのではないかと一部ネットで問題にされたりという状況に陥ったわけです。



Yahoo知恵袋は穏やかな「質問」ですくわれていますが・・・

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1360764703



実際に放送されたメーカーはそのような工程だったわけですが、他のメーカーはそうではなく衛生面も管理された環境の中機械化された状況でパッケージング作業していたため、大袈裟ですがある種の風評被害を受けるような形になってしまったというわけです。



当然取引先への対応をすべく対策を練りましたが、結果このような動画を急遽制作してHPへの掲載をすることとなりました。




説明についてはこちらでもされています。

http://okashi2.net/b1c1i312.html



取り上げていただくのはありがたいのですが、自社でコントロールできない以上かなりデリケートなことではあると感じた最近の工場見学バラエティー番組でした・・・。
posted by まいあめ工房 at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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